花冷え
花の話題が続きますが、今日は目から鱗が落ちたので記事にします。
大人として女性として正しく美しい日本語を話したいと思っている矢先、
図書館で「大和言葉のこころえ」という本が目に留まりました。
副題は「品のよい日本語と大人のたしなみ」です。
早速1ページ目から知らないことばかり教えていただきました。
春の挨拶として日差しが明るく穏やかな日を表して
「のどやかな季節になりましたね。」
「うららかな春になりましたね。」
などが使われますが、
「今日は小春日和ですね。」
は春に使うのは誤用らしいです。知らなかった!
小春日和は陰暦十月(現代の十一月)に春のような気候の日をさす言葉らしく、秋に使う言葉なのですね。
それとよく使う"三寒四温"という言葉。
これも春先の不安定な気候を指すものかと思いきや、暦の上で冬の時期(なので節分以前かな)に3日寒い日が続いて4日温かい日が続くことを言うようです。
2月以降でもニュース番組で使われていましたが…。誤用らしいです…。
三寒四温というのではなく
「今日は花冷えですね。」
という言い回しがあるそうです。
先日の記事に書いたとおり花は桜をさし、
桜の花が咲く頃の急な冷え込みをさす言葉らしいです。
それと同じ意味で「今日は冴え返る日になるそうです。」という言い回しもあり、
今の時期に使える言葉を知ることができました。
まだ1ページでこんなに目から鱗が落ちているので、最後まで読むのがたのしみです。
さてさて、明日はのどやかな日になるそうですよ。
洗濯と掃除を済ませてしまおうと思います!
みなさまゆっくりおやすみなさいませ。